称名寺
「称名寺」は、「神奈川県立金沢文庫」に隣接する真言律宗別格本山の寺院。北条実時が開基して以降、金沢北条氏の菩提寺として鎌倉時代を通じて発展し、実時の子・顕時、孫の貞顕の代に伽藍や庭園が整備された。現在の姿は、当時の浄土庭園をモデルに1987(昭和62)年、復元されたもの。
歌川広重が描いた浮世絵『金沢八景』に登場する「称名晩鐘」はこの寺の鐘で、大晦日の除夜の鐘のときだけ撞かれる。近年は季節ごとのライトアップや薪能など様々なイベントが開催されている。裏山は「称名寺市民の森」として整備され、境内のトンネルは隣接する「神奈川県立金沢文庫」につながっている。
称名寺
所在地:神奈川県横浜市金沢区金沢町212-1
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