提携ローン以外の住宅ローンも利用できる?

新築マンションや一戸建て分譲の場合、不動産会社が提携金融機関の住宅ローンを用意しているケース多くみられます。そのメリットや、提携金融機関以外の住宅ローンを利用することができるのかについて考えてみましょう。

提携ローンのメリットとは?

金融機関が融資を実行するかどうかの審査を行う際には、大きく分けると「担保価値」と「返済能力」の2点をチェックしています。例をあげてみると「このマンションの404号室には3000万円の価値がある」、「ローンを申し込んだAさんが返済できる金額は年間200万円までだから2500万円までなら融資が可能」といった判断をしているのです(実際にはもっと詳細な審査が行われます)。

提携ローンの場合、提携先の金融機関は事前にマンションの担保価値評価を済ませているので、時間のかかる物件審査が必要なくなり、スムーズに借り入れ手続きが行えるというメリットがあります。また、大型の物件でまとまった戸数のローン契約が行われる場合は、金利などの融資条件が有利なローンを組めるケースもあるようです。他の金融機関の住宅ローン融資条件とも比較してみると、メリットが分かりやすくなるでしょう。

提携ローンよりも有利な条件をみつけ場合は?

では、もしも提携ローン以外に金融機関で、もっと有利な住宅ローンを見つけた場合、提携金融機関以外のローンに申し込むことができるのでしょうか? 答えは「yes」、自分で手続きを行えば可能です。最近では疾病保証付き、エコ住宅の金利優遇など金融機関ごとに様々なサービスが付加された住宅ローン商品が数多く登場しています。また、ネット銀行では低金利や繰り上げ返済の手数料無料を特徴とする住宅ローン商品が増えています。提携金融機関以外にも選択肢をひろげることで、こういった付加価値のある住宅ローン契約を結ぶことができるかもしれません。

ただし、物件の担保価値と個人の返済能力審査をすべて自分で手続きする必要があるうえに、金融機関の審査基準が厳しければ融資を断られることもあります。その場合は、第三者の客観的な評価情報として冷静に受け止め、気を引き締めて提携ローンを利用すればいいでしょう。

何十年も付き合うことになる住宅ローンだからこそ、多くの情報を集めて後悔しないようにしっかりと判断をくだしていきたいものです。