マンション購入入門講座 物件情報の読み方(2)

■周辺に高い建物が建ちそうな空き地はないか

チラシなどでは、物件周辺の地図が掲載されていることでしょう。地図上でもマンションの南側が空き地になっていると、眺望や日差しが確保できて住み心地がよさそうです。でも、南側が将来にわたって空き地である保証はありません。 特に用途地域が商業地域や準工業地域などの場合は、すぐ近くに高い建物が建つ可能性も高いといえるでしょう。購入する時点では建設の計画が明らかになって いないケースもあるので、十分に注意が必要です。

■販売戸数と販売計画はどうなっているか

総戸数が数100戸以上などの、大規模な物件の場合、一度に販売はせず、1期、2期などと分けて販売していきます。反対にいえば「期分け」することで、確実に販売していくのが、不動産会社の計画なのです。ですから、「●●期完売御礼」などと買いてあっても、実際の人気とはいえないケースもあります。「まもなく完売です」といった、セールストークに惑わされないことが肝心です。

■管理費と修繕積立金の目安をチェック

マンションでは入居後の費用として、管理費と修繕積立金、駐車場を利用するのであれば、駐車場代が必要になります。また、ルーフバルコニーなどを利用するのであれば、月額利用料がかかることもあります。毎月払う管理費や修繕積立金は、住戸の広さにもよりますが、数万円かかることも。適正額なのか、また住宅ローンの返済とあわせて苦しくならないか、よく検討する必要があります。

物件情報のチェックポイント(その2)
用途地域 都市計画法で定められた用途地域によって建てられる建物の用途が制限される。周辺環境の目安になる。
敷地の権利形態: 所有権なら購入者(区分所有者)全員の共有。借地権(地上権や賃借権)や定期借地権だと価格は安くなるが月々の地代が必要になる。
販売戸数/
総戸数
販売する戸数とマンションの総戸数。何期かに分けて販売するケース以外で販売戸数が総戸数より少ない場合は土地オーナーが複数戸を所有する場合もある。
販売スケジュール 新規分譲物件の場合、モデルルームオープン時にはまだ申し込めないことが多い。「登録受付期間」と書いてあれば抽選となり、「先着順」とあれば早い者勝ち。
管理費など 入居後、毎月払う管理費や修繕積立金が記載される。「修繕積立基金」は入居時にまとめて払うもので数十万円が必要。
駐車場 総戸数に対する駐車台数の割合、敷地内か敷地外かなどを記載。駐車料金も確認しておこう。