【子育てコラム】共働きのファミリーも安心して暮らせるまちづくりを進める流山市

流山市では子育て支援に力を入れていることでも知られる。とくに「母になるなら、流山市。」というキャッチフレーズは話題を集めた。

便利な「駅前保育ステーション」を2ヵ所に設置

おおたかの森送迎保育ステーション
おおたかの森送迎保育ステーション

通勤時に駅近くで子どもを預けると保育施設に送迎してくれる「駅前送迎保育ステーション」が「流山おおたかの森」駅付近の「おおたかの森送迎保育ステーション」と「南流山」駅近くの「南流山送迎保育ステーション」の2ヵ所に設けられている。

流山市内には児童館・児童センターや子育て支援センターなどの子育て関連施設が20施設以上あるほか、公民館などでも保護者同士が育児の情報交換をできる「すくすくひろば」などの子育てファミリー向けのイベントが開催されており、気軽に参加できるのも心強い。双子、三つ子を子育て中の保護者が交流できる「さくらんぼくらぶ」も開かれている。

森のまち南流山保育園
森のまち南流山保育園

流山市では待機児童問題対策として保育施設の整備にも力を入れている。2010(平成22)年から2018(平成30)年にかけて、市内にある保育園の合計定員数は3倍以上に増えた。

毎年夏に開かれ、親子で夜を楽しめる「森のナイトカフェ」、赤ちゃんが泣いても子どもが動き回ってもOKという「子育てコンサート」のように、市内ではファミリーで楽しめるイベントが数多く運営されていることもうれしい。

流山市初の一体型小学校・中学校が開校

流山市立おおたかの森小・中学校
流山市立おおたかの森小・中学校

また、教育面では「学ぶ子にこたえる、流山市。」の目標をかかげ、小中一貫教育や英語教育の強化に力を入れている。2015(平成27)年4月に誕生した「流山市立おおたかの森小・中学校」は流山市内で初めての小学校・中学校が一体となった校舎で、小学校の児童と中学校の生徒の交流、小中で連携した教育活動が行われている。

医療費助成など経済的支援も充実

流山市では経済的な子育てサポートも行っている。2014(平成26)年から通院時の子ども医療費の助成の対象が中学3年生までに拡大され、通院・入院は1回200円の自己負担金、保険調剤は無料になった。また、私立幼稚園に通う子どもの保護者には、就園奨励費を支給している。

東葛病院
東葛病院

流山市の子育て施設は確かに充実しており、「母になるなら、流山市。」というキャッチフレーズに間違いはなさそうだ。

※この記事は、2019(平成31)年2月に執筆されたものです。 

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所在地:千葉県流山市